貴方はきっと来ないのでしょう
いくつ月が落ちようと 塵が空を回る夜に
貴方は瞼をそっと閉じて
恒久の眠りに朝焼けの夢を見る

貴方はきっと来ないのでしょう
いくつ花を喰い 芽吹いた過去が腹を裂こうと
血流に乗り身体を巡る
愛しい孤独に飲まれて歌う

貴方はそれでも来ないのでしょう
貴方だけが正しい其処で
いつまでも 貴方だけが正しい其処で
絶望し続ける事こそが目的




理想的な境地

2007/7/21

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