お侍ログ その3 群青の篝 + 色々 (オンマウスでタイトル表示される物も有ります。

君を想い、己を知る
映した心を垣間見る
君を通して、己と向き合う
己を通して、君を想え と
君よ 灯る燈よ
合わせ鏡の己が身を
照らすは仄か 眇の眼

自由落下

無音の彼方へ 飛び立てる事を知ってる

沈み魚

ゆっくりと 優しい暗闇へ沈む様に
何かの存在を繋げて 静かに消えていける

射干玉の

涙は何時か枯れるだろうか
何時かは此の眼も無くすだろうか
それでも 暗い両の窩から
溢れて止まらぬ物はあるだろうか

犠牲と快楽

お前がこの身を望むなら
私は全てを捧げましょう
震える事も 涙を流す事も
お前の望む様に 在りましょう
肉を食む音を聞きながら
骨を啜る声を聞きながら
私は永久を想うでしょう
さあ
月が此方を向く前に
夜が深まる その前に

お前の恐れが私を世界に刻むのだから

優しい餌

廻れ廻れ くるくると
景色を絡め取って廻れ
流されて 流されて
辿り着いたら 崩れてしまうよ
廻れ廻れ くるくると
廻り続けて 捕まって
優しい優しい 糧となれ

遠雷

緩やかな歪みを伴って

空間を伝い 振動に乗って

この耳に届く頃には 姿は無く

其れは 掻き消える刹那の足掻き

瞳に穿つ 印象の槍


おやすみ おやすみ


わらえないけど さわれるよ


歩み


よつばと!大好きです。


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