私が私である為に
君の存在は不可欠なのです

何故なら君は私の事を
春に湧き出る無数の虫の様に
それらを喰らって這う肉の様に
求めて仕方が無いのでしょう

この尊い感情は
それこそ盲目的な恋にも似て
私を此処へ確立させるに足る
甘美な狂気の羽音で以て
私を生かしているのです


君の殺意の向くうちは 此処で

2007/6/26

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