落書き三連発。





同化願望

チョウチンアンコウの雄には、生殖の為に雌に寄生して、最終的に同化してしまうものがいる。
深海と言う幽玄の世界で、巡り合えるかどうかも分からない相手を逃がすまいとする意思の表れ。


カニバリズム

カマキリの雌が交尾の最中に雄を食べてしまうのは有名な話ですよね。
実際は逃げ延びて次の雌を探すものの方が多いそうですが、
産卵前で食欲旺盛な雌にとっては、雄も食料以外の何物でも無いと。
カマキリは動くものを無差別に餌と判断するので、頭からバリバリ。
頭を無くした雄は、それでも腰を振り続けるのだとか。


ナルシシズム

クラゲには正の走光性、光に集まっていく性質があります。蛾なんかと一緒です。
だから光を感知する為の感覚器、眼点と言うのを持っているのですが、眼とは違うので物を見る事は出来ません。
でもアンドンクラゲの眼点はとても発達していて、レンズも網膜も持っているので理論上は立体視が可能です。
しかし、アンドンクラゲの眼点は何故か全部身体の内側を向いているんですよね。
ついでにクラゲには中枢神経が無いので、一体どこで見ているのやら。
多分全身で感じ取っているんでしょうね。自分自身の全てを。
究極の自己愛の姿にも思える。内側ですらこの眼で見ていたい。



いろんな愛のかたち。



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