おそらくは、善と悪とが私を嫌っているのだ
あおあおとして 静まる木々の合間から
此のひたいを貫いて 無情の大河が流れくる
これを煩悩と云うのだろうか
これはあの日の声の名残だろうか
夜とも昼とも云えず、影ともまどろみとも云えず、
私と云う名の自我の端から
一縷の紺碧が伸びている








事の始まりを絶つ仕草


2008/3/22

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